チラシの裏 創作物とはすなわちウンコ

私にとって、創作活動とは排泄行動に過ぎない。性欲にかられて行動することや、便意にかられてトイレに駆け込むことと何ら変わりはない。というか私にとって創作活動はそれらと同列である。

ネットにこの「排泄物」を載せるのは、言うなれば「めっちゃ見事なマキグソ出たから見て」と同義であり、それ以上の意味は特にない。

創作物とは、その人間がどのような情報をとらえ、意識的か無意識的に咀嚼し消化し、代謝される情報であると、私は思う。そういった意味ではウンコも小説も変わりないのではないか。

気まぐれ金魚の玉手箱のように、短編を陳列する方式だと特にわかりやすいが、内容や文章の感じで、その時のコンディションが何となく思い出せるのも面白い。どんなものに影響されているとか、その時のマイブームとか、生活環境とか思想とかが思い起こされたり、俯瞰してとらえられたりして良い。日記を読み返す感覚に近い。

自分自身をいかに表現するか。というのが、私が自分自身に問うている一番大きな題である。物書きしかり、話し方や態度しかり。それ以外の方法での表現も現在模索中である。音楽かもしれないし、踊りかもしれない。絵を描くかもしれない。方法はまだわからないが、私は自分という存在をどのように形作るか、これからも考え続けていくつもりである。