アナと雪の女王2 ネタバレ無し感想

説明不要の人気作、アナ雪の続編である。ネタバレ無しの簡単な感想をここに書く。

 

アナ雪2は、近年ありがちな前作の劣化コピーではなく、前作とはテイストを変えた、前作にも迫る名作に仕上がったように感じる。

ストーリーの繋がりやメインキャラの続投は、もちろんある。しかし、ヒロイン達の服のデザイン、ミュージカル感の増加、アクションシーンの派手さは、前作と今作を差別化するのに大きく役立っており、パワーアップしたCGと相まって、素晴らしい完成度だったと思う。

特に氷の透明感、水の質感、キャラのなんでもない仕草をはじめとしたモーションなど、細かい部分が作品の質を底上げしている。

ストーリーに関しては、いかにも「ディズニー映画」といった感じで、奇を衒わずに王道を駆け抜けていく。子供には夢を、大人には懐かしさを与えてくれるだろう。

 

 

アナ雪は、アナ雪2をもって完結しても良いと思えるくらいに、いろいろな面での完成度が高かった。前作と今作を合わせれば、あのシンデレラにも及ぶレベルで素晴らしい作品だ。

この作品によって、現代を代表するディズニープリンセスの座はアナとエルサのものになったと言っても、過言では無いと思う。